
「千と千尋の神隠し」は2001年に放映された宮崎駿監督のスタジオジブリ作品です。
話題になった「もののけ姫」の後ということもあり、放映初日からニュースになったのを覚えています。
2018年現在も変わらず、日本の映画での興行収入が2018年現在歴代1位担っている作品です。
あの圧倒的な不思議な世界観がとてもおもしろいですね。
私は初めて見たときは「もののけ姫のほうが面白かったな~」と思っていたのですが、何回か見ているうちに千と千尋の神隠しのほうが好きになっていました。
千と千尋の神隠しに登場する旅館の舞台となっているのではないか、と当時から言われていた(宮崎駿監督はのちに否定されましたが)台湾の九份(きゅうふん)は人生で一度は行ってみたいところです。
さてそんな千と千尋の神隠しに登場する曲の無料楽譜を今回はまとめてみました。
例によって、無料で掲載されている楽譜は、少しアレンジが過ぎている物が多く雰囲気が壊れているものがあります。そんな無料の楽譜の中でも質の高いと感じた楽譜をまとめています。
画像をクリックするとリンク先へ移動しますので、そちらでダウンロード等されてください。
もちろんダウンロード・印刷は可能です。
紹介する無料楽譜ではどうしても合わないという方はプロが書いた楽譜を書店やネットで購入してみてください。
いつも何度でも
まずはこの歌「いつも何度でも」です。
この歌(曲)は、「千と千尋の神隠し」の主題歌として歌われ、日本レコード大賞では金賞にノミネートされました。
木村弓さんの歌声はもちろんのこと、なんといっても歌詞が素晴らしいですね。
「こなごなに砕かれた 鏡の上にも 新しい景色が 映される」というフレーズは初めて聞いたときには感動したものです。
ちなみにこの「いつも何度でも」は英語では「Always with me」と訳されています。
楽譜①
こちらはややアレンジも入っていますが、原曲を再現した良い楽譜になっています。
難易度は「初級~中級」ですが、もともとの曲が難易度が高いものではありませんので、初心者でも弾くことができる難易度かと思います。
ただし、この楽譜はところどころに指のはね方が難しい箇所があります。
逆に言えばそこ以外はそれほど難しくありませんので、初心者の方もチャレンジしてみてください。
終盤は4音の和音がありますが、右手と左手を両方使えば問題ありません。
楽譜②
①の楽譜が難しい場合はこちらを弾いてみましょう。
すべて単音で構成されており、速く演奏する場所もありません。
ピアノを始めた1年目の方でも演奏できる簡単な楽譜になっています。
「ここは原曲だともう少し伸ばして余韻をもたせるけどな~」という箇所がいくつもあるのが欠点です。
同じように思われる方は、遠慮なく修正して演奏しましょう。
いのちの名前(あの夏へ)
「いのちの名前」は別名「あの夏へ」とも呼ばれる曲です。
この2つにメロディーなどの違いはありません。
「あの夏へ」に歌詞がついたものが「いのちの名前」として歌われています。
楽譜①
こちらはやや難しい中級用の楽譜です。
曲の盛り上がり方、和音の使い方、ともに無料楽譜としては申し分ないと思います。
リンクをクリックすると、出典元の「MuseScore」様のサイトへ移動しますが、そこで再生できる演奏動画は残念ながらとても上手いとは言えません。。。
過度に参考にせずに、メトロノームを使ってまずはテンポを一定にしながら演奏しましょう。
<楽譜は↓↓をクリック>
楽譜②
残念ながらこの曲で入門用の超簡単な楽譜は見つかりませんでした。
こちらは初級~中級の難易度です。
序盤はそれほど難しくはないのですが、曲が盛り上がるに連れて、和音が増えたり演奏速度が早くなったりします。
特に和音は人によっては手がとどかない方もいらっしゃるかと思います。
そんなときは、一番低音の音を外してみても良いかもしれません。
<楽譜は↓↓をクリック>
今回は2曲のみの紹介でした。
他にもこんな曲がほしいとの要望がありましたらコメントを下さい。
無料で使える楽譜を世界中のインターネット上から探しに行ってまいります。
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出典:MuseScore
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