
「ハウルの動く城」は2004年に放映された宮崎駿監督のジブリ作品です。
もともとはイギリスの小説を原作に作られた作品ですね。
作品に登場してくる曲の中でも、「人生のメリーゴーランド」は特に有名で、ピアノ楽譜の本にもよく掲載されています。
宮崎駿監督のジブリ映画の中でも大ヒットを記録した「千と千尋の神隠し」の次の作品ということもあり、当時はメディアでもよく特集されていました。
実際に放映されてからも、前評判に負けないほどの面白さで、またたくまにヒットしていきましたね。
ちなみに地上波初放送の視聴率は約33%だったらしいです!
作中にはハウルやソフィーを始め、とても個性豊かなキャラクターで溢れています。
皆さんはどのキャラクターが好きですが?
わたしは声も含めてやっぱり「カルシファー」ですね。
あの生意気ながらもどこか気弱で優しいギャップがたまらないです。(笑)
音楽の面では、現代音楽では少ないワルツ(4分の3拍子の舞踏曲)の曲が多いです。
ワルツの雰囲気の通り「優雅で」「気品のある」曲になっており、それは映画そのものの雰囲気を作り出しています。
結果的に映画にピッタリの音楽で、とても素晴らしいのですが、作曲した久石譲さんに、「なんでワルツを多く作曲したの?」と聞いてみたいものです。
今回はそんな「ハウルの動く城」に登場している曲のピアノ楽譜を紹介します。
無料で掲載されているピアノの楽譜は、少しアレンジが下手な物が多く雰囲気が壊れているものがあります。そんな無料のピアノ楽譜の中でも質が高いと感じた楽譜をまとめています。
スマートフォンなどで、楽譜が小さかったり荒れて見える場合があります。
楽譜画像をクリックするとリンク先へ移動しますので、そちらでダウンロード等されてください。
もちろんダウンロード・印刷は可能です。
紹介する無料楽譜ではどうしても合わないという方はプロが書いた楽譜を書店やネットで購入してみてください。
人生のメリーゴーランド
ハウルの動く城と言ったらやはりこの曲ですね。
ワルツの「ズン、チャ、チャ」が分かりやすくすぐに出てきますね。
演奏の際はワルツらしく、最初の「ズン」を強めに、「チャ」を弱めに演奏することできれいな演奏に聞こえます。
楽譜①
こちらはかなり原曲に近い完成度です。
アルペジオや強弱記号、ペダルまで細かく丁寧に記載されています。
人生のメリーゴーランドが弾きたい方は、ぜひこの楽譜を演奏してみてください。
ただし、原曲の通りやや長いです。
途中で移調されますので、しっかりと楽譜を見るようにしましょう。
難易度は中級です。
<楽譜は↓↓をクリック>
楽譜②
こちらはかなりショートカットされた楽譜です。
原曲の中盤以降をカットし、序盤で終わらせたような形です。
若干全体的に暗めに仕上がっています。
左手が少し早めに動くため、初心者の方にとっていい練習になるでしょう。
難易度は初級~中級です。
<楽譜は↓↓をクリック>
世界の約束
次に紹介するのは「世界の約束」です。
ハウルの動く城のエンディングで流れる音楽ですね。
この曲は原曲は非常に簡単です。
しかしこの楽譜はメロディーが左手に移るなど、若干のアレンジが入っています。
とはいえ、原曲に劣らない完成度で、ヒーリングミュージックとしてもお使いいただけるほど優しい曲調になっています。
難易度は初級~中級です。
<楽譜は↓↓をクリック>
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出典
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