
保育園や幼稚園、またNHKなどでも長く愛されている童謡「ドレミの歌」。
ほとんどの日本人は「ドーはドーナツのド」の歌詞を覚えているのではないでしょうか。
実はこの曲は日本の歌ではなく、アメリカの歌なのです。
1950年代のアメリカの「サウンドオブミュージック」というミュージカルのために作られたのが始まりで、それに日本語の歌詞がつけられました。
ミュージカルの曲が今では童謡として広く親しまれているのは、この曲のシンプルさや明るさが人々に馴染みやすかったからだと思います。
今回はそんな「ドレミの歌(原曲:Do-Re-Mi)」の無料楽譜を紹介していきます。
ドレミの歌はピアノ初心者にぴったり
この曲はピアノの初心者が演奏する楽譜としては最適です。
まず、この曲は音域が他の童謡に比べても少しだけ広いですよね。
最初のドから高いドまで使います。
この音域の中で、流れるように演奏する場面があります(「ラはラッパのラ〜」など)。
その場面での演奏は、「指をくぐらせる」必要があるのです。
このテクニックは、いずれ難易度の高い楽譜を演奏する際に必ず必要になってきます。
さらにドレミの歌は、比較的ゆっくりしたメロディーであり、なおかつ黒鍵も使う曲です。
これらの理由からピアノ初心者が練習する曲としてぴったりと言えるのです。
ドレミの歌 無料楽譜
無料ですので、若干楽譜の質が悪いところもあります。
気に入らなかったり、もっと上の難易度を求める場合は書店等で有料の楽譜を購入されることをおすすめします。
ドレミ付きの楽譜もありますので、初心者の方はまずそちらを使われてみてください。
無料ピアノ楽譜①(ドレミ付き)
最初に紹介するのは、自作のドレミ付きのメロディー譜です。
シンプルに間奏を省いて主題部分だけの楽譜になります。
初心者の方はこちらの楽譜を使われてみてください。
先述したとおり、一番の目的は「指をくぐらせて」スムーズに演奏することです。
楽譜の3段目からは特に意識して演奏してみてください。
ピアノだけでなくリコーダーやオカリナなど様々な楽器で使える楽譜です。
同様にスマホのピアノアプリなどで演奏される方はこちらをお使いください。
難易度は入門です。
PDFのダウンロードはコチラ
ドレミの歌 無料楽譜②
次に紹介するのは①の楽譜に簡単な伴奏がついた楽譜です。
右手がスムーズに動かせるようになったらコチラを演奏してみましょう。
左手はとても簡単な伴奏のため、すぐに演奏できるようになるはずです。
難易度は初級です。

ドレミの歌 無料楽譜③
最後に紹介するのは、伴奏用の楽譜です。
保育園の先生などが演奏するにはピッタリの楽譜と言えるでしょう。
英語の原曲をもとに作られているからなのか、少し雰囲気が違うように感じます。
無料の楽譜ですので、あまり気にせず、子供と一緒に演奏しながら歌ってみてはいかがでしょうか。
どうしても気になる場合は、有料の楽譜をご購入ください。
難易度は初級〜中級です。

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