
子供から大人まで様々な年代の方でも、またクラシック音楽にそれほど興味がない方でも聞いたことがある「G線上のアリア」。
今回は初心者でも弾けるG線上のアリアの無料楽譜を紹介していきます。
原曲を忘れた方はこちらのyoutube動画で聞いてみてください。
G線上のアリアのタイトルの意味
「G線上のアリア」とタイトルだけ聞くと
「戦争中に作られた曲かなー」と思ってしまいがちですが、実は全然違います。
そもそも「戦場」ではなく「線上」です。
記載するときに「G戦場のアリア」と書いてしまわないように注意してください。
「G線上」とは、「バイオリンの4本の弦の名前「E・A・D・G」のうち、「G」の弦の上」という意味です。
「アリア」とは、クラシック音楽用語で、オペラのクライマックスなどのように、感情を込めて歌い上げる曲(独唱曲)のことを言います。
つまり「G線上のアリア」とは
「バイオリンのGの弦だけで演奏する、感情を込めて演奏する独唱曲」
という意味です。
私が書き起こしましたので、間違っていたらすみません。
メロディーのみの楽譜にして、初心者でもわかるようにドレミを音符の下に記載しています。
ピアノアプリやピアニカでも簡単に演奏できる楽譜だと思います。
G線上のアリア ピアノ楽譜
では早速楽譜の方を紹介していきます。
原曲がかなりゆったりとした曲ですので、どの楽譜も難易度は低めです。
代わりに、感情をしっかり込めて演奏するようにしてみてください。
G線上のアリア 無料楽譜①(ドレミ)
最初の楽譜は私が書き起こした、子供さんやピアノを始めたばかりの初心者向けに作ったメロディー譜です。
G線上のアリアのメインメロディーのみを抜粋し、音符の下にドレミを記載しています。
多くの人が知っているのは12小節目(3行目)までだと思います。
その先は知らない方はよくわからないメロディーが続き、また難易度も少し上がりますので、12小節目で切ってもいいかと思います。
また、この楽譜はどう頑張っても黒鍵を使うことになります。
シャープに気をつけて演奏するようにしてください。
スマホのピアノアプリやピアニカなどで演奏される方はこちらをお使いください。

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G線上のアリア 無料楽譜②
次に紹介するのはこちらの楽譜です。
右手・左手どちらも「ヘ音記号」です。「右手はト音記号」というイメージで入ってしまうとぐちゃぐちゃの曲になりますので注意してください。
また、こちらの楽譜は嬰ヘ短調で作られており「ド・ファ・ソ」は常に「ド♯・ファ♯・ソ♯」になります。
さらには、臨時記号も多く、初心者の方には所見で演奏するにはかなり時間がかかるかもしれません。
また、左手にも8分音符が記載されているためある程度の速さが求められます。
総じて、初心者向けの中では難易度は高めになります。
G線上のアリア 無料楽譜③
最後に紹介する楽譜はこちらの楽譜です。
こちらの楽譜はピアノ用にややアレンジされたもので、ピアノ用の楽譜としては完成度の高い楽譜になっています。
8部音符が多く、パッと見た感じではとても難しく感じるかもしれませんが、この曲はテンポが非常に遅いので、それほど難易度は高くありません。
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