ピアノを録音することで、自分が演奏した曲を聞くことができます。 自分の演奏をじっくりと聞いてみるとタッチの違和感やテンポのズレなど、細かい間違いに気づくことができます。 これはピアノの講師を含めて、人から指摘を受けるよりもモチベーションが上がりやすいだけでなく、耳を鍛えることにもなり、結果的にピアニストとして成長を促してくれます。 しかし、どうやって自分の演奏を録音すれば良いのでしょうか。 最も簡単な方法は、スピーカーから聞こえる音をスマートフォンやボイスレコーダーなどで録音することです。 しかし、これではノイズが入りやすく、細かいタッチの違いに気付くことができません。 今回は、電子ピアノ(キーボード)の最も効果的な録音の方法を紹介します。
目次
録音する方法

ステップ1:音が出力される端子を確認する

ステップ2:再生する機器を準備する

ステップ3:録音する機器を準備する



ヤマハ(Yamaha)
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スマホのusbからマイク端子に変換するアダプターを差し込むだけです。イヤホン端子からマイクを接続することもできます。
T opiky
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ステップ4:正しいケーブルで接続する
入力と出力の端子を確認したら、それに対応したケーブルを準備する必要があります。 端子、ケーブルの種類をしっかり見て間違った買い物をしないようにしましょう。 またケーブルの長さも重要です。 特に電子ピアノの場合、簡単に動かすことはできませんので、録音する際の部屋のレイアウトを考えて、十分な長さのケーブルを用意してください。 ただし、ケーブルは長くなればなるほどノイズが入りやすくなります。 「とりあえず長いの買っとけばいいだろう」と安易な気持ちで購入してしまうと、後で後悔することになりかねません。 ピアノから録音機器までの最適な長さを決め、それにあった長さのケーブルを選びましょう。 音声ケーブルと端子には多くの種類がありますが、今回は代表的な2つを説明します。
miniケーブル
いわゆるイヤホンやヘッドフォンで使用されている端子のケーブルです。 一つの穴でステレオにも対応しており、「Line out(in)」や「AUX out(in)」のラベルが付いているものはこのケーブルが使えます。 注意が必要なのが、同じminiケーブルでもモノラルでしか通信できないケーブルがあります。 この違いは、端子についている黒い線の数です。 この線の数が1本のものは「モノラル」、2本あるものは「ステレオ」に対応しています。フォーンケーブル(シールド)
こちらは世界中の音響機器で一般的に使われているケーブルです。 特徴はminiケーブルに比べて、端子が一回り太いことです。 また、ノイズも入りにくいとされています。 私が持っているYAMAHAの電子ピアノもこの端子が付いています。 こちらの端子の場合は、ケーブルの他に、変換プラグも多く販売されているためminiプラグと併せて購入してもいいでしょう。UGREEN
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ステップ5:ソフトウェアを準備する

ステップ6:実際に録音、再生する

(ステップ7 改善点を見つける)

- テンポ:特に小指を使っている音のテンポが乱れていないか
- 音の大きさ:意図していないのに、指や鍵盤の場所によって音の大きさにばらつきがないか
- 音のつながり:鍵盤を離すタイミングが早すぎて、音がプツンプツン途切れていたり、遅すぎて音が重なっていないか
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