フランツ・シューベルト作曲のクラシック「鱒(ます)」。
この曲はピアノ伴奏の歌曲であり、現在でも非常に人気の高いクラシックです。電話の保留音などでよく耳にしますね。ピアノにおいては練習曲として使われることも多く、様々な教本に掲載されていたりピアノの発表会で演奏されていたりします。
小学生の頃、初めてこの曲名を聞いたときは「いただきます」の「ます」だと思っていました。正しくはイワナなどの川魚、鱒ですね。
難易度としてはバイエル卒業程度と言われており、ピアノを始めたばかりの初心者でも比較的演奏しやすい曲です。また、歌曲(歌+ピアノ伴奏)からピアノ独奏用にアレンジしたものが非常に多いのも特徴で、ピアノ入門~上級者向けのものまで存在します。
今回はそんなシューベルトの「ます」の無料のピアノ楽譜を難易度別にいくつか紹介していきます。連弾用も紹介していますので、発表会などでも使うことが出来ますよ。
目次
鱒(ます) 無料楽譜
それでは「鱒(ます)」の無料楽譜を5つ紹介します。
それぞれの楽譜をよく見て、もしくは聴いて、好きな楽譜を選んでみましょう。もちろんダウンロードして印刷することができます。楽譜画像をクリックするとリンク先へ移動しますので、そちらでダウンロードや印刷をされてください。
今回紹介する無料楽譜で気に入ったものがない場合や、初心者向けのアレンジが加えられた楽譜が欲しい場合には後述するYAMAHAが運営するぷりんと楽譜さんで販売されているプロが作った「鱒(ます)」のピアノ楽譜を購入して演奏してみましょう。
-鱒(ます) -無料楽譜①(入門)
最初に紹介するのは簡単にアレンジされた入門難易度の楽譜です。
移調の関係で黒鍵を使う数が原曲よりも少なく、スタッカートなどの音符記号も省いたシンプルな楽譜です。右手の16分音符が一定のリズムで弾けているかを確認しながら、自分にあったテンポから始めてみましょう。
-鱒(ます) -無料楽譜②(初級)
次に紹介するのは初級難易度にアレンジされた楽譜です。
左手は基本的に同じ動きの繰り返しで、指の運動としてもちょうど良いかと思います。ピアノ初心者の方は右手のスラー・スタッカートといった音符記号をしっかり意識して、飛ぶところは飛ぶ、伸びるところは伸びるようにはっきり分けて演奏しましょう。
-鱒(ます) -無料楽譜③(中級)
次に原曲に近いピアノ独奏の楽譜です。
個人的に「ます」の無料楽譜では最も好きな楽譜です。あえて言う必要もないかも知れませんが、演奏される方は左手に来るメロディーをしっかり強調して演奏していきましょう。
-鱒(ます) -無料楽譜④(連弾用)
次に連弾用の楽譜です。
この曲はピアノの発表会などで、連弾で演奏されることがよくあります。無料で掲載されている中でも、コチラの楽譜は難易度がバイエルやブルグミュラー卒業程度かと思ったためご紹介します。
-鱒(ます) -無料楽譜⑤(上級)
最後に紹介するのは、超絶技巧練習曲で有名なリストが編曲した楽譜です。(原曲と少し違う?)
リストの曲の中では極端に難易度が高いわけではないかと思いますが、中級者でもかなり難しく感じると思います。ピアノ初心者の方は「こんな曲もあるんだ~」程度にリンク先で聞いてみて下さい。
-鱒(ます)- 初級楽譜
最後にYAMAHAが運営している「ぷりんと楽譜」さんのプロが作った楽譜です。
有料ですので、上記の無料楽譜で満足できなかった方はこちらからご購入下さい。
1曲単位で購入できるので書店で楽譜集を買うよりお買い得ですよ。
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