
「天空の城ラピュタ」は宮崎駿監督の、とりわけスタジオジブリの作品の中でも最も好きと答える人が多い不朽の名作ですね。
物語が「空から女の子が落ちてくる」という衝撃的な展開からスタートし(正確にはシータの飛行船内のシーンから)、パズーとシータがともにラピュタに辿り着くという物語です。
なにより「ムスカ」という圧倒的な存在感の敵キャラが印象的ですね。
「目がぁ~、目がぁ~」というシーンはあまりにも有名ですが、個人的には「ハッハッハ、どこへ行こうというのかね」というセリフが一番好きです。よく子供と遊ぶときに真似してしてみたりしています。大抵はポカンという反応をされますがね。(笑)
さて、今回はそんな「天空の城ラピュタ」に登場する曲の無料楽譜を集めました。
※無料で掲載されている楽譜は、探せばいくらか存在しますが残念ながら演奏してみると原曲を再現できていない楽譜が多いんです。そんな無料の楽譜の中でも質の高いと感じた楽譜のみをまとめています。
もちろんダウンロード・印刷は可能です。
いくつかの難易度に分けて紹介しますが、当然難易度の高い楽譜のほうが曲の再現度・完成度が高いですので、チャレンジしてみましょう。
…とはいえ、ラピュタの無料楽譜は多くはなく、残念ながら紹介できる楽譜数は少なめです。
書店やネットで購入できる楽譜には種類が豊富ですので、弾きたい曲が見つからない場合はそちらで購入されてください。
君をのせて
ラピュタと言えば、まずはこれですよね。
天空の城ラピュタのエンディングテーマで使用されている曲です。
この「君をのせて」の歌と同時に流れる、誰にも見られずに宇宙へと飛んでいくラピュタは、映画の余韻をより一層引き立たせてくれる映像でした。
楽譜①
まず最初に紹介するのは、こちらの楽譜です。
特に伴奏は原曲とは少し違ったアレンジでややオリジナル要素が多い楽譜になっていますが、それを気にしないほどの完成度があります。
また、曲や映画の雰囲気がよく再現されていると思います。
ところどころ楽譜がおかしい箇所がありますが、曲を再生すると理解できると思います。
初心者には少し難しい楽譜になりますので、無理をせずに次の楽譜を選んでください。
<楽譜は↓↓をクリック>
楽譜②
さきほどの①に比べれば格段に難易度を落とした楽譜です。
ただし見てもらえるとわかりますが、和音で演奏する音が多いです。
初心者の方は、和音の中間の音を省略するなどしてまずは弾きやすい形にしてみてもいいかと思います。
<楽譜は↓↓をクリック>
楽譜③
最後は初心者向けの入門用の楽譜です。
この楽譜はハ長調に移調されています。
コードを崩さずに、上手く初心者用にアレンジされています。
右手・左手ともに特別難しい要素はありませんので、しっかりテンポを維持しながら演奏してみましょう。
<楽譜は↓↓をクリック>
天空の城ラピュタ
この曲はパズーとシータが雲の中からラピュタを発見するシーンで登場します。
ラピュタの全貌が見えてくると同時に曲調が変わっていき、神秘的な雰囲気になってくる曲です。
個人的には小学生の頃に、ピアノの発表会でこの曲を弾きました。
そのぐらい当時はラピュタが好きで、ラピュタの曲ばかり演奏していました。
この楽譜は曲が盛り上がるフレーズのみ和音を使っており、それ以外はすべて単音で構成されています。
左手の分散和音も、典型的な繰り返しのパターンが多く、特別難しい箇所はありません。
楽譜が長いのが難点ですが、初心者の方でも十分弾ける難易度ですので、チャレンジしてみてください。
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ハトと少年
この曲は、映画の序盤でパズーがハトに向けてトランペットを演奏しているときに流れた曲です。
よく英語の楽譜では「hato no shonen」(ハトの少年)と記載していることが多いですが、「ハトと少年」です。
もしかしたら英語圏ではそういう表記なのかもしれませんが・・・
残念ながらピアノ単体の無料楽譜を見つけることが出来ませんでした。
(以前あったのですが、削除されていました。)
こちらの楽譜は4パートで構成されていますが、一番下はカスタネットです。
ピアノで演奏する場合は、最上部のパートと上から3番目のリコーダーパートにあるメロディーを右手で、2番目のBassパートを左手で演奏しましょう。
そのさい、左手の伴奏は音がかぶらないように1オクターブ下げると良いかと思います。
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シータの決意
この曲は、シータが「土から離れては生きられないのよ!」(違ったかも)とムスカに言うシーンで流れます。
悲しい曲調ながらも、前を向いている様子がうまく表現されています。
この楽譜は初心者の方でも弾ける非常にやさしい楽譜です。
左手の分散和音はいい指の運動になりますし、最大4つの和音はそれぞれの音を均等に出す練習にもなります。
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出典:MuseScore
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