フランスの作曲家サン=サーンス作曲の「動物の謝肉祭」。
全14曲からなるこの作品で世界的にも最も有名なのが、第13曲となる『白鳥』です。2台のピアノの伴奏とチェロの美しい流れるようなメロディーが一般的で、チェリストでは常識的な演奏曲の1つに数えられています。
今回はそんな動物の謝肉祭の「白鳥」の無料のピアノ楽譜を紹介していきます。
白鳥 無料楽譜
それでは「白鳥」の無料楽譜を3つ紹介します。
それぞれの楽譜をよく見て、もしくは聴いて、好きな楽譜を選んでみましょう。もちろんダウンロードして印刷することができます。楽譜画像をクリックするとリンク先へ移動しますので、そちらでダウンロードや印刷をされてください。
今回紹介する無料楽譜で気に入ったものがない場合や、初心者向けのアレンジが加えられた楽譜が欲しい場合には後述するYAMAHAが運営するぷりんと楽譜さんで販売されているプロが作った「 白鳥 」のピアノ楽譜を購入して演奏してみましょう。
– 白鳥 -無料楽譜①(初級)
最初に紹介するのは簡単にアレンジされた楽譜です。
バイエルレベルの楽譜ですので、初心者の方でも演奏しやすい構成だと思います。
特に初心者の方は左手の伴奏や5~6小節目の右手など、8分音符を出来るだけ流れるようにスムーズに演奏することを意識して下さい。8分音符に合わせてメトロノームを設定してもいいかと思います。カクカクなるような演奏はこの曲では特に雰囲気が壊れてしまいますので注意しましょう。
– 白鳥 -無料楽譜②(初級)
次に紹介するのは①とは少し雰囲気が変わった初級難易度の楽譜です。
アルペジオの最後の音は左手の次の音とタイミングを合わせる(1小節目だと「右手のラ」と「左手のド」を同時に弾く)と、よりキレイに演奏できます。とはいえ過度に意識せず、「できればやる」ぐらいの気持ちで演奏していきましょう。
– 白鳥 -無料楽譜③(中級)
最後に白鳥をガッツリ弾きたい方向けの楽譜です。
この楽譜はとても厚みのある曲としてピアノ用にアレンジしてあり、その抑揚や美しさを感じることが出来ます。
「速弾き」も「難しい指の使い方」もそれほどありませんが、主旋律をどう目立たせるかが少し難しいかもしれません。強調するために主旋律がフォルテになってしまっては雰囲気が崩れますので、以下に伴奏(特に右手)だけを流れるようなリズムでピアニッシモに出来るかがキモになります。力の使い方に気をつけて演奏していきましょう。
– 白鳥 – 楽譜
最後にYAMAHAが運営している「ぷりんと楽譜」さんのプロが作った楽譜です。
有料ですので、上記の無料楽譜で満足できなかった方はこちらからご購入下さい。
1曲単位で購入できるので書店で楽譜集を買うよりお買い得ですよ。
徳川家康 says
いい感じです