「きれいな部屋では、すっきりとした気持ちになれる」
こう感じたことはありませんか?
ピアノの演奏でも同じようなことが言えます。
ピアノを置いている周りの環境が汚かったら、美しい透き通るような演奏ができるわけがありません。
ピアノの周りの掃除は簡単にすることができますよね。
しかし、問題はピアノ本体です。
ただホコリを取り除くだけで済むのであれば簡単にできますが、金属パーツのサビや、鍵盤の隙間に落ちたホコリなど、とても手入れが面倒な場合があるのがピアノです。
ピアノ本体は汚したくないものですよね。
今回は、ピアノを長く使い続けるために、汚さないため3つのカバーをご紹介します。
前提:汚れた手で演奏しない
ピアノを汚さない最も大事なことは、汚れた手で鍵盤を触らないことです。
鍵盤は掃除や手入れが少し手間がかかる場所です。
普通に拭き掃除すると、鍵盤と鍵盤の隙間にホコリや汚れが落ちてしまいます。
かと言って、鍵盤を一つ一つ押して側面を掃除するのは面倒ですよね。
だったら最初から汚れないようにすればいいだけです。
ピアノのレッスンや演奏を楽しむ前に必ず石鹸やハンドソープでしっかり手を洗う習慣を身に着けましょう。
特に気をつけるのは指の先です。
手のひらばかりに気を取られないようにしてください。
ピアノをホコリや汚れから守る3つのカバー
ピアノは部屋に置いているだけで、ホコリが溜まっていきます。
アップライトピアノであっても、電子ピアノやキーボードであっても、大抵本体の色は黒か白がほとんどです。
どちらの色もホコリがとても目立ってしまいますね。
ホコリが溜まりやすい箇所は3箇所あります。
1つは、一番ピアノにホコリが溜まりやすいピアノ上部の本体ですね。
そして次にホコリが溜まりやすく、掃除が面倒なのが鍵盤です。
最後に見落としがちなペダルです。
特に最後のペダルに関してはホコリだけでなく、足で踏んだときに傷が入る場合があります。
ぜひカバーをつけておきたい場所です。
ではそれぞれのおすすめカバーを紹介していきます。
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①:キーカバー(鍵盤カバー)
これは定番のカバーですね。
アップライトピアノなどの場合カバーが付属していることもありますが、多くの電子ピアノやキーボードには付属していません。
電子ピアノやアップライトピアノなどにはフタがついていますが、これだけでは効果はイマイチです。
演奏しないときにフタを締めますが、その時にホコリを含んだ空気がフタの中に入ってしまいます。
つまりフタの中でホコリが循環し、時間が経てば鍵盤に落ちてくるのです。
裁縫が得意な方は、生地屋さんで好きな柄の生地を買ってカットしたり、端の方を補強したりしてみても良いかもしれません。
それが面倒な方はぜひ鍵盤用のキーカバーをおすすめします。
②:本体カバー
続いて本体のカバーです。
とくにアップライトピアノの場合、上部は目が届きにくく、知らないうちに「ホコリまみれ!」なんてことになりかねません。
全体を覆う、おしゃれなカバーがあればインテリアとしても、ホコリよけのカバーとしてもぴったりですよね。
本体カバーに関してはピアノの種類によって大きさが違ってくるため、それぞれのピアノごとに特徴的なカバーを紹介します。
アップライトピアノ
※カジュアル
※ゴージャス
※ポップ
※シック
電子ピアノ(キーボード)
※フリル
※ベーシック
※カジュアル
ペダルカバー
最後に見落としがちなのがペダルカバー。
足で踏むため、傷が入りやすく一度傷が入ったら修復が困難なため、特にカバーの装着をおすすめします。
ただし、あまりに生地が厚いと踏み心地まで変わってきてしまいます。
選ぶ際は薄めのでなおかつしっかりした生地のものを選びましょう。
最悪小さめの靴下でも問題ないです。(笑)
最後に
ピアノはとても高価なものです。
ちょっとした汚れであればすぐに掃除してきれいにできますが、ときに修復が難しいほどの傷や汚れがついてしまうことがあります。
その大事なピアノを長く使うためにもしっかりしたカバーをつけて、そして何より愛情をもって触れましょう。
大事に使えればそれは、子や孫の代まで使い続けられ、彼らの趣味にも使えるはずです。
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