今回のポイント
- 手の先を鍵盤に優しく添えよう(手の腹は☓)
- 手を少し丸めよう
- 肩や首、手首の力を抜こう
- 最初は小指の筋肉が弱いため、グーパートレーニングで鍛えましょう。
手の形
まずはピアノの鍵盤に指先を乗せます。
親指だけは指の側面を乗せる形になります。
このとき、手のひらや手首がピアノに乗ってはいけません。
また、指の腹(指紋を取る部分)を乗せてはいけません。
鍵盤を押す力が伝わりにくくなり、難しい曲が弾けなくなってしまいます。
次に手の形を丸めて整えます。
手の形でよく一般的に言われているのは「卵をつかむイメージ」です。
「そんなの手の大きさによって変わるじゃねえか」と個人的には思います。
ちなみに私は手が大きいので「空き缶をつかむイメージ」ぐらいになってしまいます。
私なりの解釈ですが、「グーとパーのちょうど中間ぐらいの手の形」が最適だと思います。
パソコンを良く触る人には「キーボードを打つぐらいの手の形」がいいかもしれません。
※爪が長いとピアノを弾くたびに爪が当たってカツカツ音がなるばかりでなく、爪や根本を傷つけてしまいます。
ピアノを弾く以上、爪はこまめに手入れをしましょう。
手の準備ができたらもう一度肩や首、手首の力を抜いておきましょう。
指のトレーニング
手の形が出来上がったらピアノの練習を始めるわけですが
まずは、親指から順番に、同じ音の大きさで、早いテンポで、鍵盤を押していってください。
最初の頃は、どうしても大きさやテンポがバラバラになります。
これは指の筋肉の一部がまだ鍛えられていないことや、その筋肉をうまく使えていない証拠です。
特に利き手ではない手の小指が足を引っ張る人が多いと思います。
ピアノの曲を練習しながら自然に指を鍛えていくのもいいですが、筋肉を鍛えるだけならピアノなしでもできます。
おすすめのトレーニング方は、グーとパーを繰り返すやり方です。
特に小指を意識して鍛えていきましょう。
ハンドグリップがある方はそれで、持っていない方は空気中やお風呂の中でやってみましょう。
1日30回意識してトレーニングするだけで大きく変わってきます。
▼コチラの記事もおすすめ
コメントを残す