なんと3000円以下で変える小型キーボードSA-46。
amazonや楽天、価格.comなど様々なキーボードのランキングでも、上位に位置しています。
他にはないコンパクトさ、手軽さ、そして価格の安さは一目瞭然です。
今回はそんなミニキーボードCASIO SA-46について、私個人の評価と各ショップのレビューをもとに総評していきます。
ミニキーボードはどのぐらい「ミニ」なのか?
今回紹介するSA-46は、キーボードの中でもミニキーボードと称される商品です。
では何が違うのか具体的な数字を見ていきましょう。
比較するのは、いわゆる普通のピアノであるアップライトピアノ、一般的なキーボード、そしてSA-46です。
ピアノ (アップライト) | キーボード | ミニキーボード SA-46 | |
---|---|---|---|
鍵盤数 | 88 | 49〜76 | 32 |
幅(cm) | 150 | 80〜120 | 45 |
重さ(kg) | 250 | 3〜10 | 1 |
表を見てわかるように、普通のピアノと比較したらもちろんですが、普通のキーボードと比較してもかなり小さいサイズということが分かります。
重量を見てもなんと1kgと驚異的な軽さです。
実際に同じCASIOの76鍵盤キーボード「WK-245」とサイズを比較してみましょう。
比べてみるとそのコンパクトさがよく分かりますね。
小さなお子様のおもちゃとしてもピッタリのサイズです。
普段は収納しておいて、遊ぶときだけ簡単に取り出すことができるのもいいですね。
デザイン
SA-46のデザインは上下で色が違います。
上半分は黒、そして下半分は緑色のキーボードです。
個人的に左右のスピーカーの部分のデザインがあまり好きではありませんが、それ以外はとてもかわいいデザインだと思います。
お子さんが使うなら尚更そのかわいさが際立つでしょうね。
CASIO SA-46のその他のスペック
次に細かいスペックを見てみましょう。
- 鍵盤数:32
- サイズ:幅45☓奥行21☓高さ5(cm)
- 重さ:1kg
- 端子:イヤホン端子(ステレオ)、電源端子
- 8音の同時発音(再生)
- 100種類の楽器の音色を収録
- 50種類のリズムパターンを収録
- 10曲の内蔵曲を収録
- レッスン機能付き
- メーカー保証:1年
以上が大体のスペックです。
100種類の楽器の音色を演奏できる点や、内蔵曲を収録しているところは、なおおもちゃとして長く遊べる機能ですね。
ハイスペックのキーボードと比べると、内蔵曲の数やその他の機能に物足りなさは感じますが、値段を考えると十分なスペックではないかと思います。
各ショップレビューや個人的評価
大人の事情でレビューを引用することはできませんが、Amazonや楽天でのレビューで多かった意見をまとめると以下の通りです。
高評価のレビュー
○「子供へのプレゼントとしてぴったりでした。楽しそうに遊んでます。」
○「携帯性もよく、値段も安く満足です。」
○「管楽器や弦楽器の音合わせとしてぴったりでした。」
低評価のレビュー
✕「ボリュームを上げると音割れがひどい。」
✕「子供が使うにしてはいろいろ機能が多すぎる。もっとシンプルにわかりやすくしてもいい。」
✕「音量調整が難しい、少しつまみを上げるだけで一気に大音量になってしまう。とくに子供がいじったら近所迷惑を心配してしまう。」
私の個人的評価
『こどもが使うキーボード』としてのコスパは十分に高評価できると思います。
やはり最初に評価できるのは価格です。
きちんと鍵盤がついて、様々な機能を持つキーボードでここまで低価格なものはなかなかありません。
またそのコンパクト性は素晴らしく、楽器兼おもちゃとして十分に使えるキーボードと言えるでしょう。
しかし『ピアノ初心者の最初の1台』としてはおすすめできません。
やはり一番の問題は鍵盤数です。
どんなに安くてもピアノの練習や演奏をしたいのであれば鍵盤数をケチってはいけません。演奏できる曲が極端に少なくなってしまいますし、腕の動きがマスターできません。これを買ってもすぐに次のキーボードを買うことになってしまいます。
「タブレットで同じ機能がある」というレビューが見られましたが、タッチパネルで演奏するのと実際に鍵盤を押すのでは大きな違いがあります。
また、現行の大きなタブレットでも正しい鍵盤の大きさですべての鍵盤を表示することはできません。
指の動き、筋肉の使い方を含めてタブレットでは代用できないでしょう。
まとめると、
子供用のおもちゃとしては○
ピアノ(キーボード)の練習としては✕
買う前に注意して
ここまで紹介したSA-46ですが、一つ注意点があります。
SA-46は、『乾電池』と『ACアダプタでコンセントに直接つなげる』の2つのやり方で電源をいれます
しかし、本体を買ってもACアダプタは付属していないのです。
そのため、乾電池のみで動かすことになります。
乾電池を使用した際の、電池持続時間は5時間と説明書に記載がありますが、こどものおもちゃとして使用した際はすぐに電池が切れてしまうでしょう。
電池が切れたら乾電池を替える使い続けるのが面倒だという方は、アダプタを別途購入する必要がありますので気をつけましょう。
ちなみに推奨されているアダプタは「AD-E95100LJ」という型式です。
↓商品が気になる方はこちらからどうぞ。
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