小さい頃にピアノを習っていたけど、またやりたい。
保育士の資格を取りたいけど、ピアノを久々に始めてもできるのか。
こんな方も多いのではないでしょうか。
今回はピアノのブランクについて紹介します。
ピアノの技術は落ちるのか
まずブランクがあるとピアノの技術は落ちるのでしょうか。
答えは残念ながら落ちます。
やってみるとわかりますが、自分で絶望するほど思ったように指が動きませんし、思った音が出せません。
スキーなど一部のスポーツはブランクが多少あってもそれほど技術が落ちず、少しの練習でカンを取り戻せるスポーツもありますが、ピアノは残念ながらそうではありません。
個人差はありますが、楽譜が読めなくなっていたり、ひどいときには右手と左手が同じ動きになってしまったりしてしまいます。
とはいえ、基礎は抜けていないことが多く、体が覚えている部分が必ずあります。
ゼロから始める初心者に比べて上達するスピードが速いのは間違いありません。
ただし、当然ですがブランクの期間が長ければ長いほど、それを埋める練習時間も必要になるでしょう。
まずはモチベーションの管理
「ピアノをまた弾きたい」と思って始めてみても、自分のイメージと実際がかけ離れすぎて、やる気がなくなることがあります。
まずは過去の自分を忘れて、初心者の気持ちで取り組みましょう。
また、何が弾けるようになりたいか目標をハッキリと決めておきましょう。
モチベーションが下がったときには自分が弾きたい曲を聞いたり、Youtube等で実際に弾いている人を見るだけでも、またやる気が出てきます。
最初に練習する曲
では最初に何を弾いて練習するか。
バイエルやブルグミュラーをまた再開するというのも1つの方法ですが、よほど時間に余裕が無い限り、なかなか続きません。
やはり自分が興味がある曲を練習するのが一番の近道だと私は思います。
まずは、少しだけ知っている曲や、簡単な曲を弾いてみて、自分の今の実力をしっかりと把握します。
それを踏まえて、自分が興味がある曲の中から自分にあった難易度の曲を1つ選びましょう。
たとえクラシックであっても、難易度に応じてアレンジした楽譜はたくさんあります。
決して高望みして、いきなり難しい曲を選ばないようにしましょう。
1つ弾けるようになると、「曲や難易度を変えて練習する」を繰り返すことで自然にカンが取り戻せます。
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皆様がハッピーなピアノライフを遅れることを願います。
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