超絶技巧で有名なリスト作曲の「愛の夢」。
リストのイメージがぶれてしまう方もいるほど、とても幻想的で流れるようなメロディーが特徴で、クラシックの有名な曲の1つとして数えられる名曲です。
3つの楽章からなる「愛の夢」ですが、中でも第3番は特に有名で、浅田真央さんがフィギアスケートの曲に使用したこともあります。この3番の別名は『おお、愛しうる限り愛せ』と呼ばれ、結婚式の賛美歌の1つとしても有名です。タイトルに馴染みがない方でも聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「愛の夢 第3番『おお、愛しうる限り愛せ』 」の無料ピアノ楽譜を紹介していきます。
愛の夢 第3楽章 無料楽譜
それでは「愛の夢」の無料楽譜を3つ紹介します。
それぞれの楽譜をよく見て、もしくは聴いて、好きな楽譜を選んでみましょう。もちろんダウンロードして印刷することができます。楽譜画像をクリックするとリンク先へ移動しますので、そちらでダウンロードや印刷をされてください。
今回紹介する無料楽譜で気に入ったものがなければYAMAHAが運営するぷりんと楽譜で販売されているプロが作った「愛の夢」のピアノ楽譜を購入して演奏してみましょう。
-愛の夢 第3楽章-無料楽譜①(初級)
最初は初級難易度の楽譜です。
曲の序盤部分だけをシンプルにまとめ、初心者の方でも演奏できる難易度にアレンジしてあります。もちろん原曲の速弾きはありません。ピアノを始めたばかりの方でも演奏できる難易度ですので、バイエルなどの途中に挟んでも良いかもしれませんね。
-愛の夢 第3楽章-無料楽譜②(初級~中級)
次に①よりも難しい楽譜です。
原曲の難しい指の動きが必要な箇所を省いて、ややワルツ調に仕上げてあります。少し原曲のイメージから外れてしまいますので、好き嫌いはあるかもしれません。
比較的簡単な楽譜ですが、26小節目からの速弾きは健在です。ここがなかなか弾けない方は思い切って省いて演奏しても良いかもしれません。
-愛の歌 第3楽章-無料楽譜③(中級~)
最後に(おそらく)原曲通りの楽譜です。
この曲はもともとソプラノ用の歌曲を編曲したもので、しっかりしたメロディーが存在します。それはときに右手で演奏したり左手で演奏したりしますので、しっかりとメロディー部を判断して、それが活きるように伴奏をしていきましょう。
特に後半には左右の手の交差が発生し、交差した左手が伴奏部になります。力を入れすぎて曲の雰囲気を壊さないよう注意しながら、右手のメロディーを優しくどこか悲しいメロディーに引き立てていきましょう。
-愛の夢 第3楽章- 楽譜
最後にYAMAHAが運営している「ぷりんと楽譜」さんのプロが作った楽譜です。
有料ですので、上記の無料楽譜で満足できなかった方はこちらから見てみてください。
1曲単位で購入できるので書店で楽譜集を買うよりお買い得ですよ。
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