日本人が大好きなクラシックの作曲家、「モーツァルト」。
そんなモーツァルト作曲の中でも最も有名な喜劇曲が「フィガロの結婚」です。
喜劇とは、その漢字のとおり楽しい劇のことです。
現代風に言えばポップで明るいミュージカルですね。
「フィガロの結婚」は、もともとボーマルシェという方が作った劇でしたが、それにモーツァルトが歌を作曲することでオペラになりました。
1787年の公開と同時に、空前の大ヒットとなったと言われています。
おそらく多くの方はこの「フィガロの結婚」の<序曲>のワンフレーズを聞いたことがあるかと思います。
卒業式(卒園式)や入学式、運動会などでもよく使われている曲ですね。
楽譜紹介
では無料の楽譜を紹介していきます。
作曲されてから200年以上経っていますので、様々なアレンジもされています。
自分の難易度や好みに合った楽譜を選んでみてください。
楽譜の画像をクリックするとリンク先へ移動します。
リンク先でダウンロードや印刷が出来ます。
ダウンロードして印刷したり、iPadなどのタブレットで見ながら演奏してみましょう。
フィガロの結婚_無料ピアノ楽譜①(初心者向け)
最初に紹介するのは初心者向けのピアノ楽譜です。
基本的に単音のみで構成されており、また楽譜記号も含めて丁寧に作られた楽譜になっています。
さらに、要所要所に指番号まで振られています。
「必ずこの指で」というものでもありませんが、この指で演奏したほうが指の動きの効率が良くなります。
逆にこの指で演奏しにくい場合は、指の筋肉の付き方が偏っているかもしれません。
できるだけ指番号どおりの演奏をしましょう。
難易度は初級です。
フィガロの結婚_無料ピアノ楽譜②(中級)
次に紹介するのも初心者向けのピアノ楽譜です。
フィガロの結婚の無料楽譜の中で最もおすすめの楽譜です。
序曲をしっかりと、かつピアノだけできれいにまとめ上げられた楽譜です。
おそらく見やすいようにだと思いますが、楽譜全体がゆっくりした音符を使ってあります。
しかし、この楽譜の演奏テンポはカナリ速いです。(4分音符=284!!)
よくある楽譜の約2倍の速さですので、見た目以上に速いことに注意してください。
難易度は中級です。
出典
杉本幸次郎 says
いい楽譜です