冬の童謡の定番である「雪」。
「雪やこんこ、あられやこんこ・・・」の歌詞はおそらく誰しも一度は歌ったことがある歌詞ではないでしょうか。
それもそのはず、この曲はかつて「文部省唱歌」に指定されていた事があり、学校教育の一つとして1910年ごろから国が指定して取り入れられていた曲の一つなのです。
「文部省唱歌」というもの自体は1944年頃になくなったのですが、それ以降も幼稚園や保育園、また小学校で使われ続けて今に至っています。
同じように文部省唱歌になった曲には、「カタツムリ」や「鯉のぼり」「ふるさと」などがあり、こちらも今でも有名な曲ですね。
今回はそんな「雪」の無料楽譜を紹介します。
中には子供や初心者向けにドレミ付きで作った楽譜もありますので、ぜひ使ってみてください。
冒頭の歌詞は「雪やこんこん」と思いがちですが、「雪やこんこ」が正しいものです。
この「こんこ」の意味については諸説あるようですが、私は「来い来い」っていう意味ではないかと個人的に思っています。
では早速無料のピアノ楽譜を紹介していきます。楽譜の画像をクリックするとリンク先へ移動します。リンク先でダウンロードや印刷が出来ますよ。
ダウンロードして印刷したり、iPadなどのタブレットで見ながら演奏してみましょう
冬 無料楽譜①(ドレミ付き)
最初に紹介するのは、自作のドレミ付きのメロディー譜です。
黒鍵を使わないようハ長調に移調しています。
この曲は非常にシンプルで、「ド」から高い「ラ」まででメロディーが完結します。途中で半音上がったりもしないので、全て白鍵だけで演奏する事ができます。
この曲を演奏するにあたって、1つ注意したいことは、リズムです。
楽譜を見てもらえば、また歌ってみれば分かりますが、ずっと4部音符などの一定のリズムで音が続く楽譜ではありません。付点8部音符から16部音符と少しだけリズムに難があります。歌が頭に入っていれば、リズムを間違えることはないでしょうが、頭で考えているリズムと、実際の演奏がチグハグにならないように注意してください。
スマホのピアノアプリやピアニカなどで演奏される方はこちらをお使いください。
雪 無料楽譜②
次に紹介するのは、①に簡単な左手の伴奏が入った、両手で演奏する初心者向けの楽譜です。
左手はシンプルな単音のみで作っているため、ピアノを始めたばかりの方でも弾きやすいかと思います。
難易度は入門です。
雪 無料楽譜③
最後に紹介するのは、自作の初心者用楽譜です。
いくつかの和音がある他、キーも原曲に合わせているためファ#の黒鍵も使います。間違えないように気をつけて演奏しましょう。
難易度は初級です。
【初心者向け無料楽譜】民謡・童謡・合唱曲 楽譜一覧
コメントを残す